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テーマ
風光明媚な函館の自然
(自然・風土)
函館山〔はこだてやま〕
函館山といえば夜景が有名で、夜の夜景ばかりに気を取られがちだが、昼間の景色こそ夜では見られない、絶景が楽しめる。本当の函館山の魅力は、津軽海峡の海に突き出た360度パノラマの地形と自然にある。全方向に見渡す昼景も夜景に引けをとらない。扇型の函館市街はもちろん、松前方面、恵山方面、対岸青森の、津軽半島・下北半島まで、見渡す景色は素晴らしい。
そして函館山は600種類の植物と150種の野鳥が生息する自然豊かな所で、散策ができる1時間前後のハイキングコースが10ほどあり、函館山の自然を楽しむなら昼にかぎる。中でも要塞跡や歴史も深い観音コースなど、一日では廻りきれないほどの魅力がある。
函館山の最高峰は、御殿山で標高334mあり、その他、薬師山、観音山、千畳敷、鞍掛山などがあるが、この山全体の形が牛の臥(ふ)している姿に似ているので、別名臥牛山(がぎゅうざん)とも呼ばれている。
古くから自然保護区域となっており、ブラキストンラインと呼ばれ、南北の自然が折り重なって同一の場所に存在する珍しい、学術的にも貴重な自然の宝庫である。
函館山は、幾たびもの火山活動により海中に隆起した孤島であったが、約3000年位前に、海水により港側と外海側から次第に砂が堆積されて砂洲ができ、函館山は渡島半島と陸つづきになった。函館の中心街はこの砂洲の上に出来た街なのだ。
また、函館山の地質は、約2500万年前に噴出委した安山岩で、五稜郭や弁天台場などの工事にこの石を用いた。
■函館山で新年を迎える12/31の大晦日企画
ロープウェイの往復搭乗券、記念品が当たる抽選会の参加、切手不要で山頂の函館山ポストに投函できるポストカードなどが付いたチケットを2,000円で当日販売。2019年12/31は、22:30〜翌1:00の企画チケットのみの営業でロープウェイを運行。山頂展望台ではジャズの演奏やマジックショー、年越しそばの販売、甘酒の振舞など。函館山から下山した後は、函館八幡宮や護国神社へ初詣に出かける楽しみもある。
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周辺地図と近場の観光地
詳細情報
場所 | 北海道函館市青柳町6-12 (函館山ふれあいセンター) |
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最寄りの電停 | 十字街 10分 |
TEL | 0138-22-6799 |
駐車場 | 有 |