- エリア
- JR函館駅〜元町西部
- 元町・西部地区
- ブラキストンの碑
テーマ
風光明媚な函館の自然
(自然・風土)
ブラキストンの碑
1832年生まれの英国人トーマス・ブラキストンは、少年時代から博物学、とくに鳥類に興味を持ち、採集、研究していた。24歳の時、北米学術探検隊に参加、カナダで5ヵ月間、野鳥の生態観測、採集、研究をする。その後ロッキー山脈探検や、5カ月にわたる揚子江上流の探検をし、函館に3ヶ月記録のため滞在している。その後1863年再度、箱館を訪ずれ23年間、貿易業を営みつつ滞在することになる。その間、採集・研究に没頭し、そして発見されたのが津軽海峡における動物分布境界線「ブラキストン・ライン」である。北海道の鳥類・動物は、アムール川(黒龍江)から津軽海峡を境としてシベリア亜区に属することを証明し、本州と北海道では生そく生物に異相のあることを発見した。やがてトーマスの研究は世界の学界にも認められた。函館山の頂きに彼のレリーフがはめこんである。
周辺地図と近場の観光地
詳細情報
場所 | 北海道函館市青柳町函館山山頂 |
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行先案内 | 函館山山頂。黒御影石と白御影石の組み合わせで作られた碑がたっている。 |
最寄りの電停 | 十字街 |
TEL | 0138-21-3111 |
駐車場 | 有 |