- エリア
- JR函館駅〜元町西部
- 元町・西部地区
- 中華山荘
テーマ
世界中のオブジェ・教会
(幕末・西洋文化)
中華山荘〔中国人墓地〕
函館には、幕末から中国人が住み始めており、大半は海産物の貿易に携わっていた。
この墓地は、明治9(1876)年に、青森県下に漂着した中国人の遺体を埋葬するために、開拓使から土地を借りたことに始まる。
当初の面積は、184坪(607㎡)しかなかったが、大正8(1919)年に隣接の土地を買収し、466坪(1、538㎡)となった。この時に、周りをレンガ塀で囲み、現在のような体裁となった。
墓地内には、総檜造り瓦屋根の祠堂や「中華義塚」と彫られた石碑、炉跡のほかに、知られているだけでも9基の石碑と4基の木碑がある。
この墓地は代々の華僑団体が管理を行っており、毎年、清明節(春分後15日日)と中元節(旧盆)には、祭祀が営まれ、紙銭を焚いて墓祭を行い、先人の冥福が祈られている。
周辺地図と近場の観光地
詳細情報
場所 | 北海道函館市船見町23 |
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行先案内 | 市電を降りて、寺町通りを高龍寺目指して歩く。 |
最寄りの電停 | 函館どっく前 10分分 |
TEL | 0138-27-3535 |
駐車場 | 無 |