テーマ
縄文〜中世時代
(室町・戦国)
大船遺跡 大船C遺跡〔おおふねいせき〕
縄文時代中期(約5,400~4,100年前)を中心とした大規模な集落跡です。約120軒ほどの竪穴式居住跡が見つかっており、集落全体では約600軒に上ると見られている。特徴として遺跡内の竪穴住居の密度が非常に高く、数百年に渡って定住生活をしていた証とも言えます。この地域は海や山野の豊かな食糧資源に恵まれていたことを物語っています。青森県の三内丸山遺跡とは同じ文化圏として交流があり、多くの出土品や埋葬品から日本の文化社会の根を担ったとも言われている。1996(平成8)年に行われた発掘調査で注目され,2001(平成13)年には国の史跡に指定されました。竪穴住居跡の規模が非常に大きく、密集の度合いからも、地中にはさらに多くの住居跡の存在が推測されることから、現在は世界遺産への登録申請も進められている。また近くに、国宝にもなった国内最大級の中空土偶が見られる「縄文文化交流センター」があり、同じく縄文時代中期(4,500年前)の遺跡を展示している。道南には、これ以外にも函館空港の滑走路の下に埋もれてしまった「中野B遺跡」などが発見され、これは約8000年前の遺跡で、住居跡は600以上と大型のものである。函館空港に一部スペースで展示されている。
周辺地図と近場の観光地
詳細情報
場所 | 北海道函館市大船町575-1 |
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行先案内 | 国道278号から大船小脇、大船寺への道を登っていくと右手にある。 |
入場料 | 見学自由 |
TEL | 0138-21-3472 |
駐車場 | 有 |