テーマ
風光明媚な函館の自然
(自然・風土)
大沼国定公園〔おおぬまこくていこうえん〕
現在も活動を続ける活火山の駒ヶ岳とその火砕流によって周辺の窪地に水がたまり生まれた大沼、小沼やじゅんさい沼などの湖沼を含むおよそ9000haの地域を指します。1855年の箱館開港に伴い外国人の遊歩地区に指定されたことにはじまり、北海道では比較的早い時期から開かれた観光地です。大沼は屈曲の多い湖岸線を描き、北海道の中でも特に美しい湖とも言われます。新日本三景にも選ばれました。大沼や小沼の一部の小島には橋が渡され、散策コースとなっています。2012年にはラムサール条約に登録されました。
★大沼函館雪と氷の祭典 毎年2月第1土・日
大沼の氷で作られたジャンボすべり台、氷雪像の展示のほか、大沼・寒感(kan kan)カフェ&アクティビティを同時開催し氷上スノーモービルやスノーシューツアー、氷上わかさぎ釣りなどで冬の大沼遊びを満喫できる。
開催日 2016年2月6日・7日の土日 9時〜
会 場 ●七飯町 大沼国定公園:公園広場および大沼国際交流プラザ前
大沼公園広場/
・ジャンボすべり台 2月29日まで延長開催:全長20mの名物アトラクションは大沼から氷を切り出して毎年制作。出来上がりも見事で、子供達に大人気。
・氷の彫像とミニ雪像:函館アイスカービングクラブの氷像作品の展示、地元の小中学生による手作りミニ雪像の数々が観られる
・大沼・寒感カフェ&アクティビティ 28日までの金土日祝限定 10:00〜16:00:氷のグラス作りや雪上バーベキュー、スノーモービル、スノーシューツアー体験などのアクティビティを有料で提供。暖炉のあるレストランでホットドリンクをいただいたり、七飯町特産品の王様しいたけ、くりりんかぼちゃのスープの販売もある。
・ななえカレーフェア 2/13・14 10:30〜15:00 旧海鮮市場内 一皿500円 七飯町の特産品を使ったカレーを提供
大沼国際交流プラザ前/
・雪上馬車 有料で交流プラザ前〜ポロト館前を4往復
★わかさぎ漁が大沼で始まる (2015年10月)
わかさぎ漁のシーズンは10月1日に解禁になり、漁業者が仕掛けた定置網を引き上げると、銀色に光るたくさんのわかさぎがピチピチとはねて湖面に現れる。5、6cmと小ぶりだが、脂がのっているという。漁獲量は今のところは例年と比べて、やや多いそうだ。
大沼のわかさぎは網走湖から昭和初期に持ち込まれ、繁殖して、やがて大沼の名産品になった。イカダにした佃煮や焼物が土産品になっている。わかさぎ漁は大沼に氷のはる12月の半ばまで行われる。
★大沼ジャズフェスティバル2015 (2015年9月)
「日本新三景選定100周年記念」の事業の一つとして初開催。シンガー中本マリとピアノのデュオをはじめ、札幌や函館で活動するプロとセミプロの9グループが出演する。会場で七飯町、大沼のおいしい名産・名物を味わえるマルシェを同時開催。チケットは七飯大沼国際観光コンベンション協会ほかで前売り販売し、当日は会場でも購入できる。
日時:9月21日(祝) 開場10:30 開演11:00~
料金:2,000円(1ドリンク付・税込) ※中学生以下半額、小学生以下無料
会場:大沼公園駅そば、沼の家並びのユーカラパーキング特設会場
駐車場は大沼国定公園の有料駐車場、向いの民間有料駐車場を利用。
★じゅんさい漁が最盛期迎える (2015年7月)
6月下旬から、じゅん菜沼で、じゅんさいの採取シーズンが始まった。今年は順調にじゅんさいが獲れ続けて、できは過去数年に比べよいそうだ。じゅんさいは、大沼三湖のひとつ蓴菜沼で獲れる神秘の植物だ。酢の物にして生食する若い芽は、葉のまわりに「ハク」と呼ばれる透明で寒天のような粘液に包まれている。これがたいへん美しく、ハクが多いほど良品とされる。食べ心地はツルンとなめらか、涼味たっぷりの夏の珍味として、地元でもありがたくいただくものだ。漁は8月中旬まで行われ、郷土料理の店やちょっといい目の居酒屋で食べられるので、函館に行ったらぜひ食べてほしい季節の味だ。大沼の名物として、加熱したものがビンに詰められて、通年を通して土産物屋で売っている。
周辺地図と近場の観光地
詳細情報
場所 | 北海道亀田郡七飯町大沼568-3 |
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交通アクセス | JR大沼公園駅下車 |
TEL | 0138-65-2511 |
駐車場 | 有 有料 |