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松前藩と北海道
(江戸時代)
松前 龍雲院〔りゅううんいん〕
龍雲院は、松前家7世公広(きんひろ)の奥方が亡くなった長男の冥福を祈って1625年(寛永2年)に創建された曹洞宗の寺院です。本堂は1842年の建築で、鐘楼(しょうろう)1846年、惣門(そうもん)1851年の建築となり、国の重要文化財に指定されています。龍神堂以外は戊辰戦争の戦火をほぼまぬがれ、現在松前にあるお寺の中で本堂建築など一番古いものです。特に龍雲院の山門(惣門)は威厳があり、江戸時代の精巧な伽藍(がらん)を今に残す貴重な建物です。寺宝には開基公広奥方の念持仏、蛎崎氏の伏猪図などがある。また春には桜の名木・蝦夷霞桜が本堂の傍らに咲きほこる。
周辺地図と近場の観光地
詳細情報
場所 | 北海道松前郡松前町松城305 |
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TEL | 0139-42-2449 |
駐車場 | 無 |