北海道新幹線は、東北新幹線終着駅の新青森駅から新函館北斗駅までの路線です。駅は青森県の津軽今別駅に位置する「奥津軽いまべつ駅」、北海道木古内町に位置する「木古内駅」、そして函館線の現・渡島に位置する「新函館北斗駅」になります。
北海道旅行なら北海道新幹線の利用がおすすめ!北海道新幹線を利用することで、函館・札幌・青森の魅力が存分に感じられます。東京から函館まで直で行くのも良し!青森~函館まで格安フェリープランを利用して津軽海峡をクルーズするのも良し!途中下車することで北海道だけではなく、様々な地域の魅力を知る良いきっかけになります。
北海道新幹線は、東京~新函館北斗までの区間があり、新青森以南は東北新幹線と直通運転です。北海道新幹線は、1日13往復の26本が走行します。東京から北海道へ新幹線を利用すると日帰り旅行が楽しめます!
東京から出発すると・・・
東京→上野→大宮→仙台→古川→くりこま高原→一ノ関→水沢江刺→北上→新花巻→盛岡→いわて沼宮内→二戸→八戸→七戸十和田→新青森→奥津軽いまべつ→木古内→新函館北斗
新青森駅はJR北海道東日本の終点であり、ここから北海道新幹線が始まる駅となっています。場所は青森の市街地からは西に約3km離れた石江地区にあります。市の代表の駅として青森駅へは1駅の距離となっています。東北6県の県庁所在地の中で唯一、新幹線と代表駅が別になっています。
奥津軽いまべつ駅は、JR北海道としては最南端に位置する駅になります。本州の青森県にありながらも営業区分としてはJR北海道海峡線の駅として開設されています。青函トンネルの本州の保守基地(信号場)として当初、計画されていましたが、地元の請願により、旅客駅として1988年3月13日に「津軽今別駅」として開業しました。
隣接地にはJR東日本津軽線の津軽 二股駅があり、乗換にもなっていました。奥津軽いまべつ駅は、25mのガラス張り駅舎がシンボルとなっています。このガラス張り駅舎の正面にあるアーチ状のデザインは、青函トンネルをイメージし て作られたものです。ホームは寒さを防ぐために防雪防寒対策がされています。
また、見通しが良くなるようにホームに柱が設置されておらず、安全性の高い駅 です。さらに、今べつへの地元愛がよく分かる駅舎のタイル絵や新幹線応援歌などが見られます。 駅から一歩外へ出ると、自然が生み出した自然と史跡の数々が目に移ります。今別八幡宮や始学山本覚寺(しがくざんほんがくじ)浄土宗、高野山観音堂などは、歴史ある観光地として有名です。
木古内駅は、改札を入りホームへ上がる階段とエレベーター・エスカレーターが設置されています。改札内にはお手洗いがないのでご注意ください。観光シーズンになると、駅内では地産品を販売するコーナーが設置されることもあります。
上を見上げると杉木を使用したモチーフがたくさんあり、海が目の前に広がることから波のようにも見えるようにモチーフデザインがされています。
木古内駅周辺には、車で約7分の場所に禅燈寺があります。禅燈寺は敷地内にJRの線路が敷かれており、境内を電車が通過する珍しいお寺で、観光地としても有名です。また、サラキ岬は幕末に活躍した咸臨丸が眠る場所として知られています。津軽海峡や函館山などの絶景を一望することができる魅力ある場所です!
2016年3月26日に開業となる新函館北斗駅。函館に隣接している北斗市にある渡島大野駅の場所に開業します。函館駅までは約18kmの距離に位置しています。駅のコンセプトは「自然とともに呼吸するモダンで温かみのある駅」となっています。
南口広場からみた駅は濃いグレーのコントラストがモダンな印象で広いガラス面があり、ガラス越しに見える白い柱は観光名所で有名なトラピスト修道院のポプラ並木の枝をイメージしたものがあります。
また、天皇には地元産の杉集成がふんだんに使われています。杉の生育の北限である地域の特徴を生かした自然のぬくもりを感じられる駅となっています。
H5系の機能・設備は快適でどのような方でも利用しやすくなっています。ユニバーサルデザインに視点をあてており、お手洗いをオストメイト対応が設備されています。他にも、電動車いす対応の大型トイレが設置され、広々とした空間で使いやすくなっています。
着替えや授乳もできる折りたたみ式の簡易ベッド・ベンチが設置されている多目的空間、化粧台や着替え台付きトイレなど女性の声を反映した女性専用サニタリー空間もございます。また、セキュリティ面もしっかりしており、各客室・デッキに非常用ボタンと連動している防犯カメラ、対話式の非常通話装置を設けています。
H5系の最速到達時分は・・・
新函館北斗駅に到着するまで長時間の移動が必要になります。そのため、移動中快適に過ごしてもらえるよう、H5系は機能や設備が最新です。機能や設備のほかに内装にも様々な魅力があります。
用途によって使い分けることができる2段階折りたたみ式テーブルを設置。どのような姿勢でも使用できる読書灯やアテンダントの呼び出し、リクライニングの操作が可能なコントロールパネルもございます。
可動式のヘッドライトがついたリクライニングに読者灯が内蔵。大型背面テーブルとコンパクトな小型テーブルもご用意しています。リクライニング横に電源コンセントも設置されていますので、移動中のパソコン作業も可能です。
1,040mmのゆとりあるシートピッチには、背面テーブルを設置。シートには可動式のヘッドレストがあり、お客様に合わせて調整することができます。電源コンセントも全席に設置していますので、移動中のパソコン作業、携帯電話の充電も可能です。
H5系車両には、グランクラス、グリーン車、普通車をご用意しています。大きな柄のカーペットには青色で海の水面を表現していて、津軽海峡や函館湾が描かれています。ゆったりとしたシートで格別な旅をお楽しみください!
「新幹線」か「フェリー」、どちらがいいのか迷われる方も多いのではないでしょうか。新幹線での移動となると海底トンネルの為、景色を見るということは出来ません。フェリーでしたら、津軽海峡の景色を楽しみながら移動することが可能です。また、往復でしたら例えば行きは新幹線で行き、帰りはフェリーでといったプランはいかがでしょうか。
新幹線は片道だけ利用するのが、賢い旅行の仕方です。はこなびでは、津軽海峡フェリー片道パックとして、人気ホテルがパックになったプランもご用意しています。往復パックより1,800円お安くなります。
フェリーの場合、公共の移動手段の他にも車やバイクも乗り入れる事もできるので、函館旅行をするついでに青森旅行を楽しむといったことも可能です。
また、旅行をする際には、大間経由で函館へ行くコースをおすすめします。東北自動車を利用し、平泉、十和田、大間へ。そして大間崎にある「大間んぞく」はマグロ漁師が釣り上げた本場の旨い、大間マグロが食べられます。また漁師のお店なので、ウニ・アワビ・イカ・魚など新鮮な海の幸を存分にお楽しみ頂けます。
ほんの一部ではございますが、参加されたお客様より、嬉しいお声を多数頂いています。
本番のマグロを味わった後は1時間40分の船旅で函館へ到着します。見どころの多い函館を観光して、次に大沼の大自然も魅力的です。函館に1泊、翌日函館からフェリーで青森へ。三内丸山遺跡やねぶたの里そして奥入瀬渓流に十和田湖など、素晴らしい旅を続けながら帰路へとなっています。
函館~青森間は2つの航路があり、青森航路は3時間40分、大間航路は90分です。マイカーならカーフェリーで函館から大間と青森・別々の航路を使い分けるコースで、津軽海峡の船旅と北海道・青森両方の自然旅が楽しめます。函館と青森を繋ぐ、快適な海の旅と北海道・青森のステイプランとして人気ホテル宿泊&フェリー往復パックをご用意しています。北海道へ車で旅行なら、格安なホテル&フェリーパックをおすすめします。
本州から北海道が最短90分の船旅をお楽しみいただけます。景色抜群の航路ですのでこの機会にぜひ、ご利用下さい。フェリーの旅には他の交通機関では味わうことのできない様々な楽しさがあります。北海道の風情を感じながら、海の上でゆったりと、そしてのんびりと贅沢に過ごす旅はいかがでしょうか。
|